私の発症

私が発症したきっかけは不規則な生活を始めてしまったからです。

必要にせまられ、夜のバイトを始めました。その当時はまさか夜中の仕事がこんな重大な事態の引き金になるとは思ってもいませんでした。

バイトを始めて1年ほどたったある日、いつものようにコンビニでレジ前で普通に立っていると、突然軽い吐き気と動悸が起こりました。
初めての発作でした。
発作はすぐに治まりましたが言い知れぬ恐怖心がどうにも消えず、妹のこともあったので「もしかしたら私も…?」と直感しました。
（妹はすでにパニック障害を発症し通院中。）
その後もバイトは続けましたが、発作に対する不安がぬぐえず結局バイトはやめることに。

その後も
めまい
血圧の異常な低下
喉の違和感
悪心
突然始まる動悸
早朝覚醒

まさに不定愁訴のオンパレードでした。中でも「喉の違和感」が持続的に続いたため耳鼻科で診てもらうも「精神的なものが原因でしょう」と言われた為、これはいよいよ心療内科だなと思いさっそく電話をして心療内科を受診しました。

すぐには良くはなりませんでしたが、たくさんあった不定愁訴はだんだん軽くなっていき、発作は少しずつ回数が減り今ではほぼ起こらなくなりました。

今診断書には「自律神経失調症」と書かれます。要するに病気ではあるものの、検査で引っかかる異常はないわけです。でも不定愁訴（ふていしゅうそ）は続いているわけで…。
こういう場合に書かれるポピュラーなこの病名…。ゴミ箱的病名などとも称されています。