カウンセリング対策
医師に正しく診断してもらえるよう、自分の症状を正確に伝えるため以下の項目について整理しておくと良いかと思います、参考にして下さい。
- 症状について
どんな症状か、単独か(例えばめまいだけ、動悸だけ)、同時に多数か(めまい、頭重、吐き気とか)局所的か、全身症状か(だるい、汗をかく、寒気がする) - 発症の状況、きっかけ
初めて症状が出たときの状況は、きっかけに心当たりはないか、特定の状況で起こるか(不安、緊張時、長く立っているとき、入浴時・後、乗車時、疲労時) - 症状の性質・起こり方
急に起こるか、徐々に起こるか、予感があるか、起こり方にリズムがあるか(1日のリズム、朝と夕の比較、1週間リズム、週初めが悪いとか、1ヶ月のリズム、月末が悪いとか) - 心理状態
症状が出る前の心の状態(怒り、我慢、不安、緊張)、症状が出たときの心の状態(不安、驚き、やる気が出ない) - 環境との関係
場所による影響があるか(自宅で、職場で、旅行先で)、冷房や暖房との関係、季節との関係は(春先や秋口、台風前後) - ライフスタイルとの関係
交代勤務との関係は、睡眠不足や過労と症状の憎悪との関係は、家庭や職場での人間関係上の心労との関係は、友人や恋人との関係は - ライフイベントとの関係
近親者の死、離別は、仕事上の失敗・激変・転勤などは、個人的な経済的変動は、仕事の過労、子息の進学・就職・結婚は、急に生きがいを無くすことはなかったか - 女性の場合
月経前・中・後との関係は、妊娠・妊娠中絶・出産との関係は、婦人科手術との関係は、月経不順や閉経との関係は - 既往歴
幼年期に自家中毒・夜尿症・乗り物酔い・起立性調節障害・各種アレルギーなどにかかったことがないか、思春期の不定愁訴はなかったか - 性格傾向
自分の性格をどう思っているか、家族から見た性格は、依存的か、欲求不満が体の症状に出やすいか - 社会生活
今の仕事・役割に満足しているか、不満は、目標は - ストレス対処の仕方
嫌なことがあった時の処理方法は、趣味は、相談できる人は - 家族の見方、周囲の見方
家族、周囲はどう考えているのか、共感的か、否定的か
ぜひ数回は家族など身近な方に付き添ってもらい、一緒に受診していただくことをお勧めします。